新たなスタート
理事長 岩崎 好宏
今年度は評議員・理事・監事の改選期にあたるため、会計監査人からの報告会及び監事監査、理事会、評議員選任委員会、評議員会、そして理事長・常務理事等選任のための理事会の開催と法人業務に追われた6月でした。加えて、各種関係団体の総会や会議、出張等も重なり、法人設立50周年の感慨に浸る時間が余りありませんでした。
そのような中でも、設立記念日である6月24日に評議員会・理事会を開催し、引き続き理事長職を務めることとなり、新旧法人役員・幹部職員の皆様と記念の食事会ができたことは大変うれしい一時でした。社会福祉法人を取り巻く環境は極めて厳しい状況下にありますが、多くの皆様のご理解とご指導を頂きながら、新たな気持ちで職務に専念したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
また、今回の改選で、鈴木理事・小林監事・川原井評議員・藤野評議員がご退任されますが、長年に渡りご指導いただき心より感謝申し上げます。今後も変わらぬご支援をお願い申し上げます。新たに就任されました石井理事・吉澤監事・福田評議員・岡本評議員・久保評議員・堀江補欠評議員・桑野第三者委員におかれましては、法人の進化・発展に向けて、各分野で培われた経験や専門性をご活用いただき、お力添えくださいますようお願い申し上げます。
さて、今年度50周年記念事業として、「記念誌の発行」、「記念式典の開催」、「地域向け感謝祭の実施」を予定しているため、職員が集合あるいはグループウェアを活用して話し合いを行っています。法人の歴史や大切にしてきた理念の浸透や継承に加えて、施設・事業所の垣根を越えた職員間の交流が深まっていくことが期待されます。近年採用された職員の多くは、コロナ禍の影響で大きなイベントの実施機会が限られていたため、先輩職員から多くのことを学び、それを自分の成長につなげ、将来の大きな財産にしてほしいと思います。
さらに50周年を記念し、学生の皆様を対象にしたロゴデザインの募集企画も実施いたしました。55点もの応募をいただき、誠にありがとうございました。選考会を経て、記念ロゴが決定しましたことをご報告申し上げます。これからの未来を切り拓いていく若い世代と福祉の世界とがつながりを持ち、ともに歩んでいけることを心より願っております。