大宮南小学校福祉教育出前講座(サービス管理部)
文責:サービス管理部 地域貢献・連携チーム 青木
すぎのこ会『心のバリアフリー』推進の一環として栃木市社会福祉協議会と協同で行っている、栃木市内の小学校への福祉教育出前講座も3年目を迎えました。
今年度の第1回目として、大宮南小学校から依頼をいただき行ってきました。
前半の講義では、すぎのこ会職員による『心のバリアフリーノート』を使用した心のバリアフリーと車椅子についての説明、そして車椅子ユーザーであるすぎのこ会の利用者の方から車椅子を使用した生活についての話を聴きました。「車椅子を使用することによってこんなことができる」「車椅子を安全・快適に使用するための工夫」「周りの人にはこんなことに気をつけてほしい」「困ったときにこんなふうにお手伝いしてもらえると嬉しい」といった利用者の方からの話を、生徒の皆さんはとても熱心に聴いていました。
職員からの質問にも積極的に答えてくれました
特殊なタイプの車椅子にみんな興味津々
後半は「車椅子体験」。生徒2人一組になり、校舎内を移動しながら車椅子に乗る役と車椅子を押す役を交代で体験してもらいました。
車椅子に乗ることで目線が変わり普通に見えていたものが見えづらくなったり、ちょっとした段差を乗り越えることがかなり大変だったりと、どこに「物理的なバリア」が潜んでいるか、そして、なぜそれを解消していくことが大切なのか(心のバリアフリー)を感じてもらえたと思います。
周りの人にぶつからないよう慎重に…
大宮南小学校の皆さん、ありがとうございました。