仕事と生活の質的充実を目指して
文責:理事長 岩崎 好宏
新年あけましておめでとうございます。
皆様には穏やかで健やかな新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
弊会では、昨年よりすべての皆様への年賀状による新年のご挨拶を控えさせていただいております。ホームページやインスタグラム、「すぎのこだより」等を通してご挨拶やお知らせをお届けいたしますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
さて、昨年の流行語大賞にノミネートされた「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」は、さまざまな議論を呼びました。私たちはこれを、働き過ぎや長時間労働を推奨するものではなく、自身の能力や時間を最大限に活かし、惜しまず働く姿勢を示したものと理解しています。そして、自分のためだけではなく、社会のため、未来のために、真心と誠意をもって目の前の仕事に向き合うことが大切だと考えています。
現在、従来の「仕事」と「プライベート」の時間的区分に焦点を当てた考え方から、「シン・ワークライフバランス」への変化が求められているのではないでしょうか。仕事と生活の質的充実や相乗効果、さらには自己実現を重視し、「生活での学びを仕事に活かす」「生活の中に自然に仕事が組み込まれる」「仕事の意義が個人の価値観と調和している」といった、双方における“充実感”や“幸福感”を追求する新しいワークライフバランスを職員とともに目指してまいります。
2026年の干支は丙午(ひのえうま)です。火の要素が重なることから、情熱や変化が起こる年とされています。60年前の丙午は、根拠のない古い迷信により出生数が大きく減少したといわれますが、本年は、本来の意味である情熱と行動力をもって、厳しい経営環境を乗り越えていきたいと存じます。
本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


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